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読書日記6

政治に関心を持った。いや、持たざるを得なかった。

仮に資本主義自体が、実はわりと上手く人々の幸福に貢献できているという事実が明かされた場合、僕は資本主義を論じることに何の意味があるのだろうか。

問うべきことはたくさんある。

感覚的にブルシットジョブの存在を認める。

そして、僕はそんな仕事には決して従事できない。

僕は政治と経済の構造を掴まないと気が済まないタチになってしまった。

少しずつ過去に遡っていくやり方を選んだ。

今政治的に問題とされているテーマを扱う本、冷戦に関する本、戦後の政治を扱う本、戦前の思想に関する本、日本の思想を包括的に扱う本、なんでも買った。

今日は岩波文庫『はじまりのレーニン』を読み進めた。

ロシアを抜いて政治など語れるはずはない。とりあえず誰でもいいのでロシアに関する本を読もうと思っている。

『格差という虚構』も読み進めた。これは最近の本である。

タイトルからして今問題とされている格差に対して攻撃的な本である。

こういう、僕が不快に思う本も、今では良い勉強の材料である。

そして、今まで培ってきた哲学的思考、数学的思考、論理的思考等を駆使してこれからの人生、日本について思いを巡らせていきたいと思う。

つづく

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