後半はナビア・ウルビナティ『歪められたデモクラシー』岩波書店2021年
を読む。
第一章「デモクラシーの二頭政」から読み進める。
最近、コロナ禍の混乱もあってか、僕は政治にも関心を強める。
今回は基礎を勉強。
専制、寡頭政、デマゴーグ、ドクサ・・・etc
政治の用語がけっこう頭から離れていることを痛感。
基礎を固めなければ本末転倒。
これからも政治について考えていく。
『情報生産者になってみた』を読み進める。
上野千鶴子氏はやはり強者だ。
学生に媚びずに、むしろ突き放すくらいの勢いが気持ちよい。しかし愛情も併せ持つ。
リタイアした人が多いという。ゼミという名の戦場。
「問題設定」というものをしばらく僕は考え込んだ。
問題は解決すれば全てがプラスとなるのだろうか。
つまりは、ゼロサムゲームのように、パイの奪い合いになっていないか。
例えば、極端なことを言うと、精神疾患で困っている人が全員完治すれば病院がいらなくなる。
そして病院がつぶれていく。
今度は失業者で溢れる。
「問題」も奥が深い。
それを解決することは、全体的には正義なのか、否か。
また明日も読みたい。
つづく
公開日2022-01-07