佐々木紀彦『起業のすすめ』文藝春秋2021年を読む。
人材コンサルティング会社、ギャラップ社が139カ国を対象に会社員のやる気を調査した。
東アジアは全体的に低い傾向があるそうで、日本は最下位とのこと。
また、国際社会調査プログラムの調査によると、職場の関係が良いと答えた人の割合が対象37カ国のなかで、日本は最下位とのこと。
データはどこまで信憑性があるか、どこまで厳密かは不明であるものの、あまり良い印象はなさそうである。
日本は言語的に見ても上下関係に厳しいことは容易に想像がつく。
歴史的にもそうなのだろうか。
そこまで知識はないが、どうしてこういう結果になったのだろう。
生きづらさとは、イコール、会社のやりづらさなのだろうか。
僕はそう思う節はある。
しかし、海外で働いたことはないのでよくわからないのが現状である。
僕は学者のような理論家になりたいとは思わない。いや、正確にはなれない。
哲学や読書日記ばかり書いているが、僕も多少の野心はある。
つづく
公開日2022-01-16