ラボ読書梟

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読書日記84

読書ブログという形をとりながら、私自身の思索と読書体験を交差させてみたいと思います。
    橋本努『ロスト欲望社会:消費社会の倫理と文化はどこへ向かうのか』勁草書房 (2021)

  

つづきを読み進めた

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/04/07/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%9879/

ミニマリズムが生まれた背景として、スマホもひとつの可能性として挙がっている。

スマホは音楽、動画、買い物、メディア、ゲーム等、あらゆる機能を吸収し発達したことによって、モノがなくても楽しい生活を送ることを可能にした。

これがデジタル化のポジティブな側面であるように僕は感じた。

CDはちゃんと保存しないとすぐに傷がつき聴けなくなる。

ゲームもいずれ粗大ゴミとなる。

デジタルにゴミはない。

画期的な面もあると再認識した。

ゴミを燃やすにもエネルギーが必要であるなか、スマホはゴミの削減に間接的に貢献している。

メルカリという発明も、もしかすれば再利用でき環境に優しいという側面が普及を後押ししたのではないか。

やはり物を生産するのと同じくらい、サービスを生産することも社会的に意義があるのだなと感じた。

つづく

公開日2022-01-30

この記事もまた、読書梟の読書ブログの一ページとして積み重なっていきます。

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