こちらの本でお勧めされていたので購入。
僕はいつも、読み終えたときにタイトルの意味を考える。
今回はどうだろうか。
この方は過去に高校の退学や自殺未遂を経験している。
それでも「後悔はない」と言う。
それはどういうことか。
「人生に計画は必要ない」と柳氏はいう。
僕もそう考える。
本書では東日本大震災のことが書かれている。
国家規模の災害が起きたときに、計画が壊されることがある。
リスクというものだろうか。
常に人はリスクにさらされつづけている。
でもそれは悪いことではない。
大事なのは、そのつきあい方である。
著者はそのことを深く理解しているのだと思う。
僕も計画をたてることはしない。
厳密言えば、たてることはできない。
立てては崩れ、立てては崩れの連続。それを過去に痛いほど僕は経験してきた。
ここでまとめに入りたい。
つまり、人生にはやらなくていいこととは、
「のちに後悔するようになる事」であると言える。
この本は少々哲学的でもある。
のちに後悔する事とはなにか。
僕が何回もブログで書いているように、「計画的」な人生だ。
それは一見、おかしいように見える。
しかし、逆説的に「計画的な人生」が「後悔のもと」になった事例などいくらでもある。
今を生きるということは単純であり、難しい。
この本を読むことで、その逆説と人生の本質を感じとることはできるはずである。
つづく
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公開日2022-01-25