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読書日記102

城戸淳二・坂本桂一『学者になるか、起業家になるか 理系の未来は明るい』PHP新書 (2011)

   

城戸淳二/坂本桂一『学者になるか、起業家になるか 理系の未来は明るい』PHP新書(2011年)を読む。

坂本氏「1日24時間仕事のことを考えている。」

「一生懸命仕事をやっていると言いながら、夕方には家族とご飯を食べている人とは人生に差が出る」等、エネルギッシュなビジネスマンである。

   

人生に差が出るはさずかに言い過ぎとは思う。収入に差が出るが正しい。

とはいえ、高度経済成長期はハングリー精神によって生み出されたのは間違いない。

その源泉は何だったのだろう。

アメリカへの嫉妬だろうか。

    

「今の学生は勉強してない」と言うけれども、

仮に一生懸命読書していたとして、それを企業が評価するだろうか。

僕は疑問である。

大学と就職にまつわる矛盾を挙げればキリがない。

今の大学生も、昔の大学生と同じくらい大変だろう。

「今の若い人は」

という言葉を使う人がまた今日も現れた。

つづく

公開日2022-02-05

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