つづきを読み進めた。
印象に残ったことを書き残す。
僕は「汚職について」というエッセイがとても鋭い点をついていると感じた。
例えば、学校の先生や警官が女性問題で逮捕されたとする。
日常茶飯事だ。
「あってはならない」
と上の人間は言う。
ここで池田氏が突っ込む。
あってはならないという発言には、「ある」ということを「知っているから」出てくる言葉であると。
もっともだ。
会社員が同様の事件を起こしても「あってはならない」とは言われない。
ここに肩書き社会の構造が垣間見える。
僕の頭ではまだ難しいことは分からない。
ただ、肩書きが虚構のようなものであることはなんとなく感じる。
個人の事件には肩書きもなにも関係ない。個人の事件は「その人」の問題であって、肩書きの問題ではない。何かズレや勘違いを思わせる。
つづく
公開日2022-02-12
補足:最近の岸田政権における裏金問題に対する批判の大半は「嫉妬」だということである。怒りの裏に嫉妬はつきものである。つまり大衆も同じ穴のむじなであって、彼らはそれを自覚していない時点で論外ということである。