ヴォルテール『哲学書簡』光文社古典新訳文庫((2017年)を読む。
今日はメルカリの売れ行きが好調だ。
有隣堂にて、奮発して3冊買う。
種痘について書かれている。
天然痘のワクチン(牛痘法)ができる前に既に存在していた。
サーカシア人が美貌を保つために、赤ん坊に種痘を施していたと書かれている。
そして見事に成功していた。
ネットで調べても出てこない。
読書をすることでちょっとした豆知識が手に入る。
これはボーナスみたいなものだ。
ヴォルテールはパスカル『パンセ』をものすごい勢いで批判している。
神は存在するかどうか、いわゆる「パスカルの賭け」はほとんど役に立たないと暗に批判している。
ギャンブルでは困る、証明しろといったように。
僕からすれば、ある種のルサンチマンにもみえる。
しかしヴォルテールは難しいことをわかりやすく書いてくれるので読みやすい。
僕は、ヴォルテールは嫌いではない。
つづく
補足:本屋に行けば、『ライプニッツのデカルト批判(上下二巻)』という本もある。