パース、ジェイムズ、デューイ『プラグマティズム古典集成』作品社(2014年)を読む。
50ページほど読むとプラグマティズムの性質が見えてくる。
唯物論をくだらないものと見る態度である。
唯物論は人間の精神を否定する。
従って、考えることや思考を「機械的な運動」であると必然的に見なす。
これが導入部分の論旨であった。
ジェイムズはパースの意志を受け継ぐ。
この本は年代順に論文追っていくものとなっている。
これは楽しみである。
つづく
公開日2022-02-23
【2024年現在の追記・補足】
この記事を書いていた頃は明確な問題意識を持たずに、ただひたすら読みたい本を読み漁っていた印象を持つ。
プラグマティズムに関してはいまだに自分の中で謎が多く、プラグマティズム⇒分析哲学⇒道徳哲学への応用、という流れで自分なりに咀嚼していった。