■株式会社集英社
公式HP:https://www.shueisha.co.jp/
公式X(集英社新書編集部)(旧 Twitter):https://twitter.com/Shueishashinsho?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
日記
つづきを読み進めた。
著者は、100%ドイツの真似をすべきではないと言いつつも、ドイツから学ぶべき事をいろいろと語る。
歴史リスクという言葉を著者は使う。
従軍慰安婦問題が例として挙げられた。
ドイツは戦後様々な国から批判を受けても真摯に受け止め、内省し、賠償金を払い続けている。
一方、日本は韓国や中国と緊張状態が続いている。
それは日本が歴史を軽視しているからだと著者は言う。
木を見て森を見ず。
日本は細かい数字を気にして、大局的になれないと著者は指摘する。
長期的にはドイツのように賠償金を払ったり、謝罪をしっかりと行い、責任を取り続けなければならない。それが将来のリスク回避となり国益となる。
また、日本は責任を擦り付ける文化がある。
原発がその典型であったと著者は言う。
ハッキリ白黒つけにくい文化がある。
僕はこの背景と長時間労働問題の接合部を明らかにしたい。
つづく
公開日2022-04-11