■株式会社幻冬舎
公式HP:https://www.gentosha.co.jp/
公式X(旧 Twitter):https://twitter.com/BOOKS_GENTOSHA?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
日記
香山リカ『しがみつかない生き方』のつづきを読む。
10のルールというものに共通するのは「過剰に期待しない」が妥当だと感じた。
・恋愛にすべてを捧げない
・仕事に夢をもとめない
・人生の意味をもとめない
etc.
フランクル『夜と霧』の考え方と繋げてみると納得できるものがある。
「人生がわたしたちに何を与えてくれるのか問うのではなく、わたしたちが人生から何を期待されているのか問うべきだ」
「恋愛・仕事・人生」
本書ではこの3つの「意味」を求めてしまうことによって苦しむ人たちが挙げられている。
フランクルはそういう意味でも、普遍的なことを端的に表現した人物だと感じさせられる。
意味を求めるのではなく、どんな意味を求められているのかを問う。
意味に対するコペルニクス的転回。
やはり古典は後々効いてくるというのを私は実感した。
つづく
公開日2022-04-21