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読書日記307

香山リカ『しがみつかない生き方:「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール』幻冬舎新書 (2009)

■株式会社幻冬舎

公式HP:https://www.gentosha.co.jp/

公式X(旧 Twitter):https://twitter.com/BOOKS_GENTOSHA?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

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日記

香山リカ『しがみつかない生き方』のつづきを読む。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/05/03/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%98306/

  

10のルールというものに共通するのは「過剰に期待しない」が妥当だと感じた。

・恋愛にすべてを捧げない

・仕事に夢をもとめない

・人生の意味をもとめない

etc.

フランクル『夜と霧』の考え方と繋げてみると納得できるものがある。

「人生がわたしたちに何を与えてくれるのか問うのではなく、わたしたちが人生から何を期待されているのか問うべきだ」

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/05/03/%e3%83%b4%e3%82%a3%e3%82%af%e3%83%88%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%bbe%e3%83%bb%e3%83%95%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%82%af%e3%83%ab%e3%80%8e%e5%a4%9c%e3%81%a8%e9%9c%a7%e3%80%8f%e8%aa%ad%e4%ba%86/

  

「恋愛・仕事・人生」

本書ではこの3つの「意味」を求めてしまうことによって苦しむ人たちが挙げられている。

フランクルはそういう意味でも、普遍的なことを端的に表現した人物だと感じさせられる。

意味を求めるのではなく、どんな意味を求められているのかを問う。

意味に対するコペルニクス的転回。

やはり古典は後々効いてくるというのを私は実感した。

つづく

公開日2022-04-21

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