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読書日記374

      檜垣立哉『ドゥルーズ入門』ちくま新書 (2009年)

■株式会社筑摩書房

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日記

檜垣立哉『ドゥルーズ入門』ちくま新書 (2009年) を読む。

帰りの電車でさくっと読む。

ポスト構造主義の論客ドゥルーズは何を論じたのか。何を考えていたのか。

序盤ではベルグソンの哲学との関連性について書かれていた。

時間と連続性。

時間を「流れ」として捉えると細分化でき、0.00000,,,,,,,,,1秒のように、無限に分割することができる。

しかしながら、分割していることと、「流れ」であることは矛盾しているようにみえる。

微分のような考えを哲学に取り入れながらベルグソンは論じていた。

それについてドゥルーズは発想を展開していく、というような説明であった。

科学哲学のような営みではないか、と感じた。

池田晶子は『考える人』において、こういったポストモダン系の思想に関しては「(いわゆるニューアカデミズムを学ぶよりも)自分で考えるほうが大事」と言っていた。

興味本意でこういた本を読むのは飽きない。

ただ、本質からずれているような気もしなくはない。

つづく

公開日2022-05-07

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