■株式会社河出書房新社
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日記
アーザル・ナフィースィー『テヘランでロリータを読む』のつづきと、
稲田豊史『オトメゴコロスタディーズ フィクションから学ぶ現代女子事情』さCYZO (2022年) を読む。
一眠りし、頭をスッキリさせ再び読書をすることにした。
今日は講師による回想シーンと読書会のやりとりの内容に触れた。
読みながら私はいろいろな言葉を自分なりにアレンジして手帳に書き写した。
「解釈の問題は多数決によって決めるべきなのか?」
「人間にとって最も苦痛なことは、辛い過去を背負うことではなく、過去が存在しないこと」
「嫉妬とは自分の運命と所有物に対する否定」
後者の本は編集者を経て独立した人物による、映画や漫画の批評となっている。
フィクションとノンフィクションは表裏一体。
フィクションの作品がメディアに取りあげられ、人気となった末にコスプレなどが流行る。
「模倣」として、フィクションが現実化する。
フィクションとノンフィクションは実は重なっていて、分離されていたりはしないと個人的には思う。
フィクションから学ぶことも、ノンフィクションから学ぶことも、ある。
むしろ、近年はフィクションとノンフィクションが接近してきているような印象がある。
つづく
公開日2022-06-08