■株式会社河出書房新社
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日記
アーザル・ナフィースィー『テヘランでロリータを読む』のつづきを読む。
4時間ほど時間をかけてじっくり260項まで読み進めた。
フィッツジェラルドのギャツビーについて先生たちは議論する。
イスラーム革命について全く無知ではあったが、ほんのわずかだけ知ることができたように思う。
グレートギャツビーは、ざっくり言えば富と愛をめぐる物語である。
生徒のひとりがアメリカの物質主義を否定する。
アメリカは悪。
アメリカの物質主義が悪なのか、資本主義が悪なのか。
そのあたりはよく分からなかった。
アメリカは度々悪として語られる。
しかし、その生徒本人の主張にも矛盾があるはずである。
そんな一面を垣間見るとができ、イスラーム革命の複雑性について少しだけ知ることができた。
つづく
公開日2022-06-12