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読書日記491

   アーザル・ナフィースィー『テヘランでロリータを読む』河出文庫 (2021年)

■株式会社河出書房新社

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日記

アーザル・ナフィースィー『テヘランでロリータを読む』のつづきを読む。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/05/18/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%98479/

  

4時間ほど時間をかけてじっくり260項まで読み進めた。

フィッツジェラルドのギャツビーについて先生たちは議論する。

イスラーム革命について全く無知ではあったが、ほんのわずかだけ知ることができたように思う。

グレートギャツビーは、ざっくり言えば富と愛をめぐる物語である。

生徒のひとりがアメリカの物質主義を否定する。

アメリカは悪。

アメリカの物質主義が悪なのか、資本主義が悪なのか。

そのあたりはよく分からなかった。

アメリカは度々悪として語られる。

しかし、その生徒本人の主張にも矛盾があるはずである。

そんな一面を垣間見るとができ、イスラーム革命の複雑性について少しだけ知ることができた。

つづく

公開日2022-06-12

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