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読書日記492

    アーザル・ナフィースィー『テヘランでロリータを読む』河出文庫 (2021年)

■株式会社河出書房新社

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日記

アーザル・ナフィースィー『テヘランでロリータを読む』のつづきを読む。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/05/19/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%98491/

  

今日も意識は飛ばしながらもページはとばさずに4時間じっくり、340項まで読み進めた。

先生はある種の諦めを抱く。

ジハードとはいったい何なのか。

いつまでも続く戦いに、支持者たちも疲れが見え始める。

先生は外に見切りをつけ内に向かう。ひたすら文学を読み漁る。

ジョイス、ジェイムズ、アガサ・クリスティ。

授業の為ではあるが、何故このような作家を題材にするのか。

まだこちらとしてはピンとこない。

ジハードとはいったい何なのか。再び自分は問う。

人は敵を作りたがる。

本当の敵は自分自身なのだ。

人は自分から逃げたい生き物なのだ。

自分ととことん向き合えないように出来ているのだ。

何が革命だ。

逃げとしての革命。責任転嫁としての革命。

私はそう思う。

つづく

公開日2022-06-13

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