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読書日記501

ニック・ランド『絶滅への渇望 ジョルジュ・バタイユと伝染性ニヒリズム』河出書房新社(2022)

■株式会社河出書房新社

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日記

  

今日読んだ本:

ルース・バトラー『ロダン:天才のかたち』

ワーグナア『芸術と革命』

中地義和『対訳 ランボー詩集』

ロマン・ヤコブソン『ヤコブソン・セレクション』

中川淳一郎『よくも言ってくれたよな』

和田秀樹/中野信子『頭のよさとは何か』

ニック・ランド『絶滅への渇望』

里中李生『愚か者の品格』

伊藤潤一郎『ジャン=リュック・ナンシーと不定の二人称』

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読書日記が500を超えた。

これからは単なる要約や乾ききった簡素な感想にとどめることなく、もう少し一歩先、横断的かつ立体的な複数性のある内容に富む日記でありたい。

しかしながら並大抵のことではない。

こんなことを毎日やるようものなら、いずれブログを書くことが億劫になるかもしれない。

ただ、500も書けばそろそろ新しいことはやってみたい。

『頭のよさとは何か』において、キュレーター(要約するような人)が批判されていた。

「○○大全」といった本を「バカ発見器」と揶揄していたのである。

これは間違いではない。

ふりかえると、自分も同じようなことをしていたのではないかと感じることがあった。

和田氏が言うには、頭の良さとは「態度」であるとのこと。

要するに、勉強をやめた瞬間から後退が始まる。

気持ちの若さが全て。パッション。

そこは負けない。もっと賢くなりたい。もっと人間の存在を突き詰めたい。もっと自分を表現したい。表現する仕方を学びたい。本当の意味で自己と他者を高めていく方法や豊かにする方法を見出したい。

頭の良さとは加工する技術、編集する技術であることは間違いない。

「東大王」と呼ばれる方々は、表面上はただ知識量が多いことだけを世にアピールすることによって一定の評価を受けている。テレビの功罪は、それを「称賛」し、あたかも知識の量で賢さが決まるかのような印象を国民に与えることにある。

幸いにもこのブログには思索の記録として3000以上の記事が残っている。

そろそろ加工したり編集したり、新しいことをやってみようという頃合いではないか。

単なる読書感想文を書き連ねるブログであってはならない。

そんなことは数多の人間がしている。

誰もやったことのない表現方法を見出したい。

趣味でいい。

趣味だからこそできることもある。

つづく

公開日2022/6/21

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