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日記
今日読んだ本:
岡本祐一郎『アメリカ現代思想の教室』
マイケル・シェレンバーガー『地球温暖化で人類は絶滅しない:環境危機を警告する人たちが見過ごしていること』
塩谷舞『ここじゃない世界に行きたかった』
櫛原克哉『メンタルクリニックの社会学』
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メモ
特にとっていないので省略
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日記
アメリカ現代思想の最前線を覗くことができた。
「加速主義」は非常に利己的なように感じた。
私は「共通善」という言葉が気になった。
万人にとって普遍的に必要なものは必ずある。
加速主義者は三つの自由空間を求めていた。
しかし、結局はその自由はあまりにも排他的である。
Z世代やミレニアム世代(1980年代以降生まれの人)は、年配の人よりも社会主義を支持する人が相対的に多いそうである。
マルクスの予言は外れたとみているのだろう。
単に今の若い人は知らないがゆえに支持するのだろうか。
新人世の資本論は共産主義的思想であるように感じた。
まさに回帰。
一方で、加速主義者はその反対を行く。
さてどちらが正しいか。
おそらく政治に答えはないが、普遍的な「善」はあるようにまだ感じる。
加速主義者にとって「平等」は自由ではない。
リベラルの人にとって「格差」は平等ではない。彼らにとって平等ではないことは自由ではないことである。
その中点はあるのだろうか。
こういうことをもう少し深く考えていきたいように思う。
公開日2022-07-22