■株式会社幻冬舎
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日記
つづきを読み進めた。
200ページ弱まで進んだ。
話は結婚⇒承認欲求⇒能力⇒仕事へとシフトしていった。
また、二回目の読書はやはり、一回目の読書とは別の体験になるということを再認識した。
検索してみたところ、約一年前に本書を読んでいたことがわかった。
去年の自分もおそらく必要悪について考えていたが、今年は今年なりにいろいろと考えることがあった。
上野氏が、「消費される人間にはなるな」と弟子に言っていたことが印象的であった。
例えば、日本のお笑い芸人は往々にして消費され尽くしたあとテレビから姿を消すケースが多い。
勿論、芸人の能力的な問題などいろいろ絡むので単純な構造ではないとは思いつつも、この「消費」という言葉が鈴木氏にもつきまとう。
文章といえど、日々更新され続ける情報は必然的に消費され続けるものであり、消費されなくなる情報、つまり文章は淘汰されてしまう。
これが作家に突きつけられる現実であった。
その問いかけが終わり、次に鈴木氏が返信するところで疲れてしまい、一旦読書をストップした。
メディアが映像にシフトしつつあるこの2020年代に対して「言語が消滅する」と訴える者も現れてきている。
さて、そんななかで自分はなにをすべきか。
これを今後も考え実践していきたい。
公開日2022-07-31