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読書日記569

      綿野恵太『みんな政治でバカになる』晶文社(2021)

■株式会社晶文社

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日記

60ページ弱までゆっくり読み進めた。

現代の政治が抱える問題は「リベラル」にあることが示唆された。

人間の根元的な欲求(衣食住)に関しては、経済的な豊かさがあれば必然的に満たされるが、それ以外の欲求に関しては複雑すぎるために混乱しているという。

現実的に、Twitterをはじめとし、社会には対立が途方もないほど存在する。

価値観が多様化しすぎて政治で解決することが難しくなっている時代だと思われる。

豊かなことは良いのかもしれないが、ある欲求Aが満たされると次はB、そしてC、D、E…(マズローの欲求理論的な発想)と無限に連鎖していくことは疑いない。

そうなれば、もはや責任は政治ではなく人間の本性にあるという気がしてくる。

自分のことは自分でなんとかしなければならないのだろうか。

もっと考えたい。

公開日2022/8/4

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