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読書日記594

ダニー・ドーリング『Slow Down 減速する素晴らしき世界』東洋経済新報社(2022)

■株式会社東洋経済新報社

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日記

180ページ弱まで読み進めた。

逐一データとともに解説してくれる本ではあるが、それが延々と続くので長時間読むと疲れてくる。

今日は炭素について語られた。

結論としては環境問題に関する世界的な協議等が行われる前後では減速、減少していたがその後は上昇、また協議等が行われる前後では減速、減少というプロセスの繰り返しであったが、本書では二酸化炭素排出量はスローダウンしているという見方であり、唯一スローダウンしていないのは「地球の表面温度」ということであった。

・・・

個人的に感じたことは、そもそも資本主義は債務で成り立っているので、債務と炭素排出に相関があるという見方を持った。

それは本書で語られた、人口の増減と炭素排出量には関係がないという事実が裏付けている。

ただし、何回も書いているように本書は万能細胞ではないので別の視点からみればまた別の構造もみえてくるかもしれない。

公開日2022/8/11

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