■株式会社新潮社
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メモ
中庸を語るには極端を知らなければならない
天才とは常識の破壊者ではなく常識の発見者である
“生活のための教育しか受けていない人間が、生活のための人生しか送れないのは道理である。” P81
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日記
定期的に池田晶子氏の本を読みたくなる。
まだまだ自分は未熟であり、多読によって汚染されているかもしれないと思う。
ハイリスクローリターン。
池田晶子氏の本で解毒。
アカデミズムに対する批判は非常に攻撃的で痛快である。
白川静について語られていた。
白川静も池田氏と同様、独学で切り開いた人物とされる。
そして、白川静はアカデミズムに跳ね返されつつも、苦闘の末に死ぬ10年ほどまえにようやく認められたそうである。
個人的な記憶では、松岡正剛氏が白川静を称賛していた。
ベンジャミン・クリッツァー『21世紀の道徳』において、アカデミズムの欠点を挙げていた。
アカデミズムも「共同体」のようなものであり、揉まれているうちに自然と「共同体」の考え方が身体に浸透していくのだそうである。
哲学と大学は、本質的には相容れないのかもしれない。
誰かの研究を追随するようなことを「堕落」ともいう。
独学で道を開いた人の共通点は、おそらく「狂気」である。
公開日2022/8/12