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つづきを読み進めた。
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日記
将棋について語られた。
将棋やスポーツ、数学や科学の学問は決着がつく。
池田晶子氏は文系の学問に決着がつきにくいことを語った。
また、池田晶子氏の文壇デビュー当時は、訳のわからないことを語るネーチャンだと揶揄されたことを語る。
しかし、決着をつける方法があった。
ソクラテス式問答であった。
ここに活路を見出し、池田晶子は技術を磨いた。
その成果は恐らく『無敵のソクラテス』に少なくとも表れている。
簡単に言えば「論破」である。
しかし、論破とソクラテスの反駁は次元が違う。
ソクラテスは本質へと掘り下げていく。
本質は現実に先行する、と個人的には思う。
現実は捉えどころがない。
だからこそ本質から詰めていく必要がある。
公開日2022/8/16