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読書日記611

    エッカーマン『ゲーテとの対話(上)』岩波文庫(1968)

■株式会社岩波書店

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日記

ドイツの詩人エッカーマンが『ゲーテ論』を発表したことがきっかけでゲーテ邸を訪問することとなり、交流が始まった。

そのときの記録として『ゲーテとの対話』が刊行された。

100ページほど読み進めた。

芸術や詩について、本質を語るゲーテの言葉を噛み締めながら読んだ。

印象的であったのが、ゲーテが日記を書きつづけていたことであった。

人間の興味、関心などは日々自覚できない速度で徐々に変化していく。

日記を残すことでその変化を可視化することが可能となる。

定期的に内省することをゲーテは重要だとみなしていたようである。

・・・

好奇心の揺らぎというものを一度可視化してみたいと個人的にも思っている。

読書日記が600を超えたので、そろそろジャンルごとにプロットしていき、日々どういったことに関心が向かっていくのか、本と本とのつながりや、関心の無意識的な連鎖について考察してみたい。

公開日2022/8/17

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