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読書日記645

         楠木建『室内生活 スローで過剰な読書論』晶文社(2019)

■株式会社晶文社

公式HP:https://www.shobunsha.co.jp/

公式X(旧 Twitter):https://x.com/shobunsha?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

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日記

楠木氏の本は新入社員の頃に読んだ記憶がある。

転職をしたくてたまらなかった。

人生相談のような本であった。

しかし、熱意を感じず、「どうぞ勝手に」といったシニカルな姿勢に萎えた記憶があった。

本書の序盤に楠木氏の就活体験が書かれていた。

「働かずひたすら本を読んでいたい。」

自分とやたら似ている。

そして本が沢山読める学者になったとのことであった。

専門は競争戦略となっている。

・・・

社会現象は基本的に「一回性」であると個人的には考えている。

統計学は現象の蓋然性について扱うが、この一回性についてはアプローチの仕方が難しい。そのように語る。

優れた経営者は優れたアナロジーの使い手である。

そのように書いてあった。

演繹的に物事を考えることの大切さは普遍的なのだろうか。

つづく

公開日2022/8/30

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