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日記
考えることについて語られた。
池田氏は当たり前のことは「認識の盲点」であると語る。
当たり前のことを説明するとき、往々にして「そうなっているから」というトートロジーで終わるのが常である。
哲学とはトートロジーを越える営みである、そのように感じた。
また、自由の条件についても語る。
池田氏は、考えることが自由であると語る。
日々考えること(つまりは認識の盲点について考えること)なしにあれやこれやと目がいく状態のどこが自由なのか、という具合である。
自分探しが何故虚構なのか。
自分とはなにか。
社会的な出来事から主体へと還元することが問題なのである。
言葉にするのが難しい。
まだまだ力不足だ。
つまり、社会とは認識の盲点を放棄した存在なのである。
何故ならば、哲学そのものが商売にはなり得ないからである。
公開日2022/9/13