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読書日記716

        執行草舟『超葉隠論』実業之日本社(2021)

■株式会社実業之日本社

公式HP:https://www.j-n.co.jp/

公式X(旧 Twitter ):https://x.com/jippi_pr

その他数冊

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つづきをよみすすめた。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/06/09/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%98706/

  

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日記

「打算と惰性を破壊せよ」

意訳ではあるが、そのようなメッセージをもらった。

あらゆる退廃は打算と惰性によるものである。そのことについて少々考えてみた。

恋愛において打算は完璧な荒廃である。

男女関係は打算に陥ると帰結としてパパ活だの結婚詐欺へと堕落していく。

そうではないだろうか。

「手っ取り早く」

「恋愛はだるい」

「めんどくさい」

例えばこのような台詞。

「俺はいつからこんな汚れた存在になったのだろうか」

「子供は純粋でいいな」

汚れとは打算という名のカビであり、惰性という名の埃である。

執行草舟氏は打算的な恋愛、惰性的な精神を否定しているのであって、恋愛自体は否定していない。むしろ称賛している。

絶対的に叶わない恋のみが精神を高みへと運びうる。

逆説は執行草舟氏の本のなかに生きている。

公開日2022/10/7

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