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メモ
本書の中核となすのは、知覚される世界とはわれわれ自身が創り出したものだという考え方である。
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日記
ここまできて本書を読まずにいられるはずがない。
結果として上下の二冊を図書館で借りることができたものの、二ヶ所の図書館をまわるはめとなってしまい、今日は疲労のせいか、本書の読書中に意識が飛んでしまった。
難しい本は睡眠薬代わりになるとはよく言うが、その難しさと自身の睡眠障害が重なってしまい、夜はあまり読解が進まない結果となってしまった。
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とはいえ、読んだ感触としては、序盤はそこまで難しい印象はない。
しかしながら、ベイトソンの描いた壮大なスケールを追いきれるかやや不安である。
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まず対話形式で認識論に関する話が展開される。
内容としては、Aさんが思う「この部屋はきれいだ」という意味は、必ずしもBさんにとって「この部屋はきれいだ」ということにはならない。
視点A、視点B、視点C、、、、と無限に続くように、意味を立体的に考えると無限の視点があるので事はそう簡単ではない、という流れであった。非常に奥が深い。
本書を人類学、神経科学、哲学といった分野に接続させて、これからいろいろ考えてみたい。
言葉の伝わりかたというものも知覚と無関係とは思えない。
物事のフラクタル構造について再び考える時がきたように思う。
公開日2022/10/13