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読書日記755

      小林秀雄『直観を磨くもの: 小林秀雄対話集』新潮文庫(2013)

■株式会社新潮社

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つづきをよみすすめた。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/06/15/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%98750/

  

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日記

湯川秀樹と小林秀雄の対談のつづきを読み進めた。

しかし、長い。

しばらく続きそうだ。

・・・

理数系の分野は二十代と三十代の間に理論をつくりあげる人物が多いとされている。

このことについて二人が語り合う。

当たり前であるが、現代の科学レベルでは直観システムというものを数字で表すこと、つまり定量化はほぼ不可能である。

ある日突然発見する。

飛躍、ジャンプ。

量子レベルで物事が予測できないことと、この直観システムの神秘性はイコールなのだろうか。

一方、文学の分野においては年齢はさほど影響がないようである。

小林秀雄いわく、ドストエフスキーは物事に深く深く入り込んだタイプであり、トルストイは様々な問題を横断的に渡り歩いたタイプであるとされる。

それでも、若い頃にある程度の土台を築いたことは共通している。

自分にあった特性を見極めることが大事であると小林秀雄は語る。

・・・

副業や複業と世の中は言うが、どうなのだろうか。

土台はひとつではダメなのだろうか。

二つ三つあるように見えても実はひとつなのではないだろうか。

公開日2022/10/18

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