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読書日記801

ランドルフ・M・ネシー『なぜ心はこんなに脆いのか: 不安や抑うつの進化心理学』草思社(2021)

■株式会社草思社

公式HP:https://www.soshisha.com/

公式(旧 Twitter):https://twitter.com/soshisha_SCI?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

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つづきをよみすすめた。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/06/22/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%98799/

  

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日記

本書もいよいよ折り返し地点を過ぎた。

感想としては、いまだに釈然としない。

・・・

自然選択では説明がつかないことがある。

そのひとつとして「突然変異」が挙げられた。

これは偶発的なものであり、状況に対する「調整機能」としての感情に対する適切な回答を阻むものとなっている。

そして更に、うつ病患者の共通する遺伝子が見つかっていないという現代精神医学の行き詰まりがある。

近年では自然豊かなアマゾンの部族ですらうつ病のような症状を訴える人が少なくないという記述もあった。

・・・

だからこそ社会的な要因が大きいのでは、と考えたくなるのではあるが、当然厳しい社会のなかでも全くうつにならない人のほうが大半である。

とはいえ、知恵の輪のように謎を紐解く手順のような説明の仕方は存在しているように感じた。

公開日2022/11/2

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