閉じる

新・読書日記84

              ゲーテ『色彩論』ちくま学芸文庫(2001)

■株式会社筑摩書房

公式HP:https://www.chikumashobo.co.jp/

公式X(旧 Twitter):https://twitter.com/ChikumaShinsho?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
日記

あまり眠れなかったため、そのツケが仕事終わりの読書時間に降りかかってきた。

30分くらいカフェのなかで眠っていたかもしれない。内容もほとんど入らなかった。

と言いつつも、カフェは休憩する場所なのでまあいいいか、と思いながら風呂上りに『色彩論』を少し読んだ。

 

ゲーテは黄色が光に一番近い色だとみている。実際、黄色は一番明るい色として認知されている。

蛍光ペンも基本的に黄色がベースのものが多く、ランドセルにも黄色の蛍光ワッペンを貼っていた記憶がある。

ゲーテがそのように書いていたからといってそれを一般化するのは早計かもしれないが、色に対しては概ね全人類、普遍的な感受性を持っているのかもしれない。

  

自分が次に考えてみたいことは、例えば美学の問題と色彩について考えてみたり、植物や鳥類の持つ多彩な色彩の意味論などである。

存在するにはそれ相応の理由がある。この世界はなぜ白と黒だけを与えなかったのか。なぜ多様な色の出現を許したのか。

色と形而上の問題を考えてみるとそこそこ面白い。

 

そこからさらに次へ次へと考えをつなげていく。そして点と点が繋がっていく、、、

次は本から発見するのではなく、自らの考えによって何かを発見したい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *

© 2024 ラボ読書梟 | WordPress テーマ: CrestaProject の Annina Free