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つづきを読み進めた。
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日記
210項まで読み進めた。
本書からモームの読書術を盗んだ。
モームは、一度読み始めた本は10冊ほどの例外を除いては全て最後まで読んできたと話した。
・・・
モームが小説家になりたかったという動機がよく分からなかった。
医師の資格試験に合格しておきながら、処女作が軌道に乗ったという理由で医師の道を絶ったのは、そのあとも売れ続けるだろうという楽観的な考えからであった、と語る。
作家、という肩書きは曖昧なものであって、ジャーナリストととして記事を書く人間、批評をする人間なども含まれる。
モームは、小説家は感性が鈍化することを避けるために小説以外書かないことを推奨する。
つまり、文章を食べていくために別の分野で書いてはいけないというメッセージだ。
モームは病院で働きながら帰宅後に執筆を行っていた。
小説家には技術は当然ながら、感性や知識も要求される。
某作家がいうには、作家志望者が実際に作家になるのは1000人に1人しかいないのだという。
時間はゆっくりと流れるが、ますます時間が貴重なものに思えた今日の午後であった。
公開日2023/1/3