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日記
AbemaTVで、イェール大学助教授の成田氏へ批判した池戸万作という人物の議論が面白かったので経済の本を読んだ。
そして『スミス・マルクス・ケインズ』の内容を少し復習した。
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ひとまず150ページ弱読み進めた。
副島氏は「ケインズだけが正しい」と主張する。
『スミス・マルクス・ケインズ』のなかでも、ケインズに対する評価は高いように感じた。
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私は素人なので細かいことには言及しないようにしたい。
原点に立ち返る。そもそも真理とはなにか。
真理とは普遍性を備えた原理であり、いつの時代にも必ず当てはまるものである。
しかし現代経済学はどうやら真理ではない。そういうことを副島氏が書いていることは伝わった。
真理ではないということはつまり、「必ず当てはまる」ような法則を描けていないということであり、だからこそリーマンショックのような「例外状態」が発生した。
経済学に真理が存在しているならば、指導者はその原理に従って秩序を維持できたはずである。
しかし現実にはそうなっていない。つまりクルーグマンを筆頭とした現代経済学は「インチキ」であるという内容であった。
この程度の内容であれば素人でも書ける。
あくまで読んだ感想なので、私はクルーグマンを否定しようとは思わない。
どちらが正しいかは自分で調べ自分で考えなければならない。
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池戸万作という人物の主張は、適切な金額を国民に配るべきだ、というものであった。
お金を配れば生産性が上がりGDPや国の成長率も上昇するという内容であった。
番組時間の制限上、どうしても言い足りない部分があったにせよ、ひとまず成田氏は池戸氏が相関性のみに依拠している点を指摘し、それでは根拠がないと反論。
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結局、人間の手によってしか物は生まれないという当たり前の事実をみれば、ただお金を刷って配るだけで生産性が上がるというのはやや短絡的な見方だと感じた。
つづく
公開日2023/1/10