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つづきをよみすすめた。
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メモ
『ゲーテとの対話 下』
(ゲーテ)”名声は、労苦の泉、隠世は、幸福の世。” P23
恋愛について語るゲーテ
“「恋愛と知性がなにか関係でもあるというのかね?われわれが若い女性を愛するのは、知性のためではなく、別のもののためさ。美しさや、若々しさや、いじわるさや、人なつっこさや、個性、欠点、気まぐれ、その他一切の言いようのないものをわれわれは愛しはするが、彼女の知性を愛するわけではないよ。彼女の知性が光っていれば、われわれはそれを尊敬しよう。またそれによって娘はわれわれにとって無限に尊く見えるかもしれない。またすでに恋に陥っているなら、知性は二人を引きつけておくのに役立つかもしれない。けれども、知性は、われわれを夢中にし、情熱を目覚ます力があるものではないのだよ。」” P45
“今日、食事の後で、ゲーテは私と一緒にラファエロの画集に目を通した。彼はよくラファエロの研究に没頭する。最高の作品にたえず接触して、自分を鍛え、気高い人間の思想を汲み取るためなのである。” P52
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日記
いつも通り本屋に寄り道して帰るとき、駆け込み乗車をしているサラリーマンを見てつくづく思うことがあった。
なぜ電車に合わせて自分を動かさなければならないのだろう、という問いをこの人間は一度でも考えたことはあるのだろうか、と。
駆け込み乗車はいろいろ突っ込みどころが多い。
ひとつに、昼間は世のため人のために働いているはずなのに、このサラリーマンはなぜか会社から出れば駆け込み乗車をして駅員をいら立たせているのである。
このことについて一度でも、本当に考えたことがあるのだろうかと自分は思わずにいられなかった。
駆け込み乗車、いそいそ歩いている姿、客観的に見るとあまりに恰好が悪い。
会社に合わせて動くのは分かるが、電車に合わせて動く必要性はさすがにないだろうと自分は思うのであった。
帰りはBOOKOFFにあったベルクソン『思想と動くもの』を読んで帰宅。