ラボ読書梟

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読書日記910

本を読むこと、そして書き残すこと――それを読書ブログとして続けているのが「読書梟」です。
ジャレド・ダイアモンド『銃・病原菌・鉄(上)1万3000年にわたる人類史の謎』草思社(2012)

■株式会社草思社

公式HP:https://www.soshisha.com/

公式(旧 Twitter):https://twitter.com/soshisha_SCI?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

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日記

文明について考えたいと思うようになった。

まずは本書を読み通したいと思った。

本書をざっくりとまとめるならば、地理的条件によって文明の発達スピードに差があったということになるが、その説明だけで納得できるはずはない。

ひとまずプロローグを全部読みきり60項までたどり着いた。

プロローグを読むことで、環境という「括り」のなかには、気候条件、大陸の形状、野生動物の分布状況など、挙げるとキリがないことが理解できた。

つまり、本書は進化生物学、気象学、地質学、歴史、言語学などあらゆる学問の知見が統合的に縫い合わせられている壮大な試みの産物だということである。

考えただけでも気が遠くなるような作業を一人でこなしている点は尊敬に値する。

・・・

ひとまず昨日読み終えたスペイン人の野蛮性や、彼らの心理的な側面を解明していけたらと思っている。

つづく

公開日2023/1/21

こうして書き残すことは、私にとって読書ブログを続ける意味そのものです。

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