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読書日記930

エムラン・メイヤー『腸と脳──体内の会話はいかにあなたの気分や選択や健康を左右するか』紀伊国屋書店(2018)

■株式会社紀伊國屋書店

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つづきをよみすすめた。

https://labo-dokusyo-fukurou.net/2024/07/06/%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%97%a5%e8%a8%98927/

   

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日記

120項まで読み進めた。

71項には、消化管が単に栄養を吸収するだけの器官ではないことが近年ますます明らかになってきている、と書かれていた。

微生物は約30億年前からすでに地球に存在しており、微生物はその間にあらゆる生命と共生するメカニズムを構築していき、今では脳と微生物は分業の関係にあるということがみえてきた。

しかし、やはり120項まで読み通しても疑問が残るばかりであった。

ひとまずは、政治的な組織構造と微生物の共生関係をアナロジーとして理解してみた。

つまりはトップダウン式(上意下達)の構造である。

消化管はあくまで「現場」であり、大きな「ストレス=災害」が発生すると「トップ(首相)=脳」が命令を下す。

その際、災害現場では混乱するように、人間と微生物はコミュニケーションに不具合が生じる。

微生物は、培ってきた知性の働きによって微生物による微生物のための防御体制に入る。

そして消化管にねじれが生まれることによって体調不良に繋がっていく。

今の段階ではそのように理解することが限界であった。

専門性の高い本であるので、ゆっくり進めていきたい。

必ず読み倒す。

公開日2023/2/4

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