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読書日記1052

檜垣立哉/平井靖史/平賀祐貴/藤田尚志/米田翼『ベルクソン思想の現在』書肆侃侃房 (2022)

■株式会社書肆侃侃房

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日記

久々のスランプに陥った。

読書のモチベーションが下がり集中力が落ちている。

『ベルクソン思想の現在』は対談形式にもかかわらず何を言っているのかさっぱり分からなかった。

『美学イデオロギー』では気になった部分をメモするにとどめた。

“ヒュームは洗練された社会における市民が情念によって支配されることを肯定する。それは、社会における文明や技芸が進歩するためには情念による動機付けが不可欠であると彼が考えるからである。「この世界にあるものはすべて労働によって購入される。そして、労働の原因となるのは情念だけである」” P100 (『美学イデオロギー』)

・・・

個人的に、21世紀は感情に関する研究が飛躍するように思われた。

感情は経済学、政治学、脳科学、精神医学、心理学などあらゆる分野で重要な位置を占めるようにみえる。

素人から見ても感情に関する研究はまだまだ未解明の問題が多い。

感情がある程度科学的に解明されることによって人文系の学問が再評価されることを祈る次第である。

公開日2023/6/11

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