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読書日記1081

ニコラ・ブリオー『ラディカント:グローバリゼーションの美学に向けて』フィルムアート社 (2022)

■株式会社フィルムアート社

公式HP:https://www.filmart.co.jp/

公式X(旧 Twitter ):https://x.com/filmartsha?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

その他数冊

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メモ

コウルリッジ「無価値なものが賞賛されることは、熱心な人にしてみれば、価値あるものから賞賛が強奪されたように感じられるものです」

シミュラークル・・・記号内容(シニフィエ)なき記号表現(シニフィアン)

神話・・・神々が荒唐無稽に活躍する話。しかし世界を認識し、説明しようという態度がある

脱呪術化・・・ウェーバー用語。非合理的な世界観を合理的思考によって克服すること

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覚書

ブログとは検索機能を備えた自作ノートである

読書の価値は事後性にある。予め役に立つと分かっている内容にはさして価値がない。

抽象的な内容の本を読む方法

・味わって読む。(味読)分からなくても良いので読書経験を楽しむ

・ひとつの問いを掲げて読む。

例)モダニズムとは「新しい」という、ただその一点にのみ価値を置く思想なのか?

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日記

人間の視覚ではX線、ガンマ線、電波、赤外線などあらゆる光を捉えることはできない。

スペクタクルを美に代入してみる。

美のスペクタル。

自然はそれ自体、完璧に機能し、無駄なく合目的的である。

しかし人間はそのような自然のメカニズム全てに対して美しいとは思わない。

時には嫌悪感さえ覚える。

これはつまり美のスペクタルが機能していて、人間の認識能力はわずかな領域における合目的性にしか反応し得ないように組み立てられている。

というように仮説を立ててみれば説明がある程度つく。

公開日2023/7/16

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