閉じる

読書ノート2

・・・

池田夏樹『楽しい終末論』

“ドストエフスキーは、神なき革命論は必ず破綻するということを証明するために『悪霊』を書いた。” P294

  

・・・

「命よりも大事なことがある」と「人間の尊厳」は両立し得るのか

  

・・・

池田晶子 参照元不明

“物質から生命へ、そして絶対理念へ至るまでの『大論理学』の叙述を、今のこの文脈において詳細に追うことはできない。有と無についての直観を純粋思考に投げ込んだならば、必然的に辿られる意識の事実であるとのみ、述べておこう。なぜならば、「天上と天下とのいずれを問わず、有と無との両者をその中に含まないものは存在しない」からであり、そして「純粋な直観と純粋な思惟とは全く同じものである」からである。” P42

  

※池田晶子はヘーゲル『大論理学』を日常で使う言葉のみによって翻訳しようと試みた。

しかし、未完に終わってしまった。

・・・

著者不明 引用元不明

“芸術とは何かという議論には明らかに矛盾した見解が存在する。そのために、永遠に変わることのない芸術の定義を構築することはできないのである。” P29

  

“芸術とは人々が芸術と呼ぶところのものなのである。” P30

  

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。必須項目には印がついています *

© 2024 ラボ読書梟 | WordPress テーマ: CrestaProject の Annina Free