■株式会社夜間飛行
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つづきをよみすすめた。
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日記
30代で夢を諦めるべきかどうか、平川氏が答えた。
平川氏自身も20代で「ものを書いて生きていこう」と思っていた時期があったそうである。
しかし27歳で筆を置く。
しかし23年後、縁があって本を出すことになったとのことであった。
芥川賞作家になる、という夢は相当厳しい。
叶え方に具体的な答えのない夢ほど心を折るものはない。
自己啓発ばかり読んでいる人は「具体的な方法を考えろ」「それって夢だと思っているから夢なんじゃないの」と語る。(実際言われた)
自分は20代前半にBARのお兄さんと将来について語った。
お兄さんの「血を吐くほど独力しない奴は負ける」という言葉は印象的である。
しかし自分は受け入れられなかった。
夢の叶えかたは万人である。
夢は実現不可能であるから夢だ、という立場を自分は支持する。
自分は血を吐くのが嫌だから自分なりにできることを模索したのが20代。
次に、自分なら続けられることをやろうと決心したのが20代の終わりごろである。
怠け者かもしれないが、なるようにしかならない。
自己啓発界隈の人間は短期決戦型が多い。
そうではない。規模が小さくとも不可能なことを死ぬまで挑戦しつづける。
自分は心理学コーナーで立ち読みしたときに読んだ名言をいまだに覚えている。
「人は訓練による痛みか、後悔による痛みを選ばなければならない。」
後悔しない生き方でまっすぐ生きればいいと自分は思った。
つづく
公開日2023/9/7