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読書日記1231

スーザン・ソンタグ『私は生まれなおしている:日記とノート 1947-1963』河出書房新社 (2010)

■株式会社河出書房新社

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その他数冊

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日記

今日から小説を少しづつ書き始めた。

もう思考実験をいっそ小説のなかでやってしまえ、ということで、書きながら、考えながら、情報を引き出しながらも仕入れながら、とにかくいろんなことに忙しい冬になりそうである。

・・・

『私は生まれなおしている』

メモ

“私が作家、優れた作家である状態を保つのに唯一の障害は怠惰。書くことはなぜ重要か。主要には、自己中心的な気持ちから発することだろう。私がそういう人物、つまり作家になりたいから書くのであって、何か言うべきことがあるから書くのではない。でもそれがあっても構わないではないか?(・・・)批評者の正気は天才の創造的な資質に寄生している。” P234 (『私は生まれなおしている』)

日々書店がなくなっていく。

新しく生まれる書店もあるが、やはり少子化のように総数は減りつつある。

電子書籍や図書館の役割、存在意義というものを徹底的に考えたい、

また、抽象的に言えば、文学という営みの自己目的性についてもこれから考えたい。

芸術が芸術的であることによって初めて芸術の目的となるというのがシラーの考えであったが、資本主義が膨張し、あらゆる文学作品がその影響を受けつつあるなかでその真に価値のある作品というものについても考えていきたい。

つづく

公開日2023/12/18

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