ラボ読書梟

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読書ノート10

本を読むこと、そして書き残すこと――それを読書ブログとして続けているのが「読書梟」です。

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×月×日

現代人はあらゆる基準が定量化されているので定性的な基準のほうを持ち合わせてない

また、定性的な事柄を定量的に測ろうとするのでピントが外れるか視点がズレるのかどちらかである

 

×月×日

~は何の役に立つのか?という言葉の暴力

貨幣制度が物々交換から始まったという言説は誤りだと分かったとして(グレーバー)それが私たちの何の役に立つ?という反論

 

自由とは気をとられないこと

文字通り、気を守ること、気をとられることは不自由である

  

ヴァレリー・・・カトリック信者

プロテスタント・・・ユダヤ教を拒絶

  

引用元不明

“冒険とともに安全を、彼方とともに快適さを欲しがる。唖然とするほどの一連の逆説がごちゃまぜになったすべてを欲しがる”

1年間の兵役を通して内面化されたヴァレリーの『精神と物質』

  

『文学の再生へ』藤原書店

“私小説というと、何か変わらない、人間はしょせんこんなものだという、変わらない普遍性の信念を語る文学という捉え方がある” P196

私小説という形式には未来がない

 

次の記事でもまた、読書ブログならではの読後の余韻を記していければ幸いです。

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