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読書日記1262

          パウル・クレー『クレーの日記』みすず書房 (2018)

■株式会社 みすず書房

公式HP:https://www.msz.co.jp/info/about/#c14087

公式X(旧 Twitter):https://twitter.com/misuzu_shobo?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

その他数冊

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日記

メモ

“最初はみんなをがっかりさせてしまうだろう。器用な奴なら簡単にやってみせるようなことをきっと私には期待しているのだろうから。私の足かせとなっているものは、技術や才能の欠如よりも、むしろ真摯な意志なのだ、と考えて自分を慰めるしかない。何か法則的なものを目指しているということが、ぼんやりとわかってはいるのだが、しかし仮説から始めてはいけない。例から始めなければならない。どんなに小さな例でも、そこから骨組みを立てていくことができるならば、思い切った空想を構築するよりもずっと得るものが多い。それに、例からは自ずから典型が見えてくるはずである。” P125-126 (『クレーの日記』)

紙はなるべく節約しなければならないので、自分は日記の余白を可能な限りなくすよう努めてきた。

今日はいろいろな偶然や事情が重なり、1.5cmほどノートに余白を開けてメモをしたりした。

すると明らかに視覚的な効果が生まれ、非常にスッキリした印象を抱いた。

これが非常に不思議であった。

日常に少しだけ変化を与えることを説くインフルエンサーは少なくない。

自分は全く専門外であるが、デザインになにかしらの可能性を感じた。

芸術の面白いところが垣間見た一日であった。

つづく

公開日2024/1/14

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