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その他数冊
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メモ
“明らかになったものからのアナロジーによる仮説と推測。” P582 『リヒテンベルクの雑記帳』
“どうでもいいような幸福を実感するには、それが一度失われて、今この瞬間に再び手に入ったといつも考えねばならない。こうした試みをうまくやるには、いろいろな苦しみで経験を積んでおく必要がある。” P351-352 『リヒテンベルクの雑記帳』
“三島は、アテネの廃墟に佇みながら、こう記している。「芸術家は創造にだけ携わるのではない。破壊にも携わるのだ。」” P101 『死者たちへの捧げもの』
・・・
宗教について理解できないと世界のニュースも理解できない。
池田晶子は思索しか興味がなく、「地球の裏側で起きていることを知ることになんの意味があるのか」と言っていたが、自分はそうは思わない。
たしかに意味はないかもしれないが、大きな世界の話は小さな世界の話にも通ずると、自分は哲学史をいろいろと読みあさって理解した。
今日は紀伊國屋書店に寄った。
最近は哲学書でこれだけは絶対に読みたい、というものが減ってきた。
関心は歴史と宗教に移行しつつある。
限界が少しずつ見えてきた節もある。
無限に細分化可能な世界のなかで、哲学はいま行き詰まりを見せているのではないだろうか。
ということを昨日書いた。
・・・
『世界史が苦手な娘に宗教史を教えたら東大に合格した』
メモ
原理主義・・・教えに徹底的に従おうとする考え
イスラーム教⇒コーラン、ハディース
帝国は宗教を広める役割を持つ。
⇒歴史的に、帝国が滅びてもその地域に宗教は残ってきた。
インドではなぜイスラーム教が根付いたのか。
⇒カースト制に苦しむ人たちの救いとなったため。
⇒神の前では誰もが平等という、インド社会の閉塞感との親和性。
宗教対立はくだらない公理による。
ユダヤ教・イスラーム教⇒豚NG
ヒンドゥー教⇒牛NG
⇒お互いがお互い、野蛮だと思い込む。対立。
宗教は自然に畏敬の念を人に抱かせ、謙虚にさせる機能がある。
ペストの流行⇒「ペストが蔓延したのは自分達が悪いことをしているからだ」
規範ー秩序ー平和ー自由
無規範ー混沌ー不自由