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新・読書日記144(読書日記1484)

   モシェ・バー『マインドワンダリング: さまよう心が育む創造性』勁草書房(2023)

■株式会社勁草書房

公式HP:https://www.keisoshobo.co.jp

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  アニル・セス『なぜ私は私であるのか: 神経科学が解き明かした意識の謎』青土社(2022)

■株式会社青土社

公式HP:http://www.seidosha.co.jp/

公式X(旧 Twitter):https://twitter.com/seidosha?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

        ドストエフスキー『悪霊 上』岩波文庫(1989)

■株式会社岩波書店

公式HP:https://www.iwanami.co.jp/

公式X(旧 Twitter):https://twitter.com/Iwanamishoten?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eautho

       ジョセフ・ラズ『価値があるとはどのようなことか』ちくま学芸文庫(2022)

■株式会社筑摩書房

公式HP:https://www.chikumashobo.co.jp/

公式X(旧 Twitter):https://twitter.com/ChikumaShinsho?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

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日記

睡眠時間が5時間弱で一日をスタートさせてしまった。

これはどう考えてもミスだ。仕事ではなんとかうまくいったが、その後の読書時間はあまり質が良いとは思えなかった。

やはり8時間は眠らなければならない。これは反省だ。

自分は何回かブログに書いた記憶がある。水曜日と木曜日は読書があまり進まない。

ただ、その反動で土曜日には凄まじいエネルギーを発揮したりする。

カフェで寝てしまったが、とりあえず2時間はいた記憶はある。あとは電車で読んだが、もう集中力は残っていないと確信するに至る。

  

・・・

『価値があるとはどのようなことか』

メモ

“人のアイデンティティが人生において積極的な力になるのは、アイデンティティとして受け入れられ、引き受けられた時だけです。それは自分の人生における意味の源泉であり、責任の源泉でもあります。” P48

  

・・・

『悪霊 上』

前回の終わりのところで挟んでおいた栞が明らかに別のページに移動していた。どこまで読んだかがわからなくなった。仕方がなく、200項の手前から読み始めた。ただ、何回も何回も読んでいればスチェパン氏が独り身であること、女の子に講義をしていたこと、スチェパン氏がその女の子のお気に入りであること、語り手がマヴリーキイ氏であるという記憶などは残り、徐々に物語に入っていけている感触はある。

  

・・・

『なぜ私は私であるのか: 神経科学が解き明かした意識の謎』

人間はある一点に注意していると別の変化に全く気が付けないという、認知的な盲点を持っている。

自分がなぜいつも自分であるのか。その自分は細胞レベルで常に変化しつつあるにもかかわらず。

これは、色が徐々に変化(たとえば赤から紫へ、時間をかけてゆっくり変化)しても気が付けないように、意識というものもそれとアナロジーの関係にあるのかもしれない。そんな話は読んでいて印象的であった。

本書はようやく200項まで読み進んだ。残り100項なので、もう少し頑張って最後まで読みたい。

つづく

  

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