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日記
昨日があまりにも集中力がなかったので今日は9時間眠って一日をスタートさせた。
とはいえ、木曜日はそろそろ疲労がたまる曜日なので、昔読んでいた本を本棚から取り出して、今日はなるべく難解な本を避けてゆったりと読めるものに変えた。
結果的にけっこう読めたのでこの方法をこれからも採用していきたい。
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『知的生活の設計―――「10年後の自分」を支える83の戦略』
メモ
エドワード・T・ホールのいう「ハイコンテクスト文化」について
⇒真実の認識や、前提としているものを高いレベルでお互い共有し合っている状態。
(その文章が)ネタであるとわかっている文章⇒ハイコンテクスト
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『自分ひとりの部屋』
突発的にウルフのエッセイを読みたくなった。あらゆる衝動には無意識が働いていると考えられるので、自分にはそれを誘発するものを過去に蓄積していたのだろう。それが何かは特定できない。
ウルフは文学について語る。男が女についてよく書くが、女は男についてあまり書かないことを本書のなかで語っていた。男性優位の根源を図書館で研究した時期もあったということを語っていた。
フェミズムの古典とされている本書は、たしかに男女のあれこれについていろいろと書かれていた。
子どもをあきらめれば稼げる、しかし稼ぎながら子供を沢山もつことは不可能であることを語り、しかし100年後には変わっているかもしれないということを本書のなかに綴られている。
メモ
“そこで、わたしは履歴書が並んでいる本棚に近づき、最新の歴史書、トレヴェリアン教授の『イギリス史』を取り出しました。いま一度 [ 牽引で ] <女性>の項目を探し、「女性の地位」とあるのを見つけて、表示されていた項を開きました。「妻を殴ることは」ーーと、わたしは読みました。「夫の権利であると認識され、身分の高低にかかわらず、憚ることなく実践されていた。……そしてまた」と、(・・・)婚姻とは個人の愛情ではなく一族の利害関係の問題であり、とくに「騎士道精神を持つ」上流階級ではそうだった。” P75-76
ウルフ「文学の中の女性は(アンナ・カレーニナ、エマ・ボヴァリー等)男性よりも偉大であると言われることもあるが、現実は全く違う」
“文学においては王や征服者の人生を支配している、実人生では、だれか男の子の親が彼女に結婚指輪をはめてしまえば、その男の子の奴隷ということになるのでした。” P78
他にもいろいろと書かれていた。
自分は、男は女性対してもつ心理的な弱さ(とくに嫉妬など)が男の自尊心を著しく下げ、プライドをずたずたにする心理が家父長制におおきく関わっていると考えたが、そんなことをしてもあまり建設的な考察にはつながらないと思い、とりあえずウルフの言葉を最後まで聞いてみようと思うに至る。
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『千夜千冊エディション 方法文学 世界名作選II』
松岡正剛氏が亡くなったというニュースは、最初嘘かフェイクの類だと思っていたが、年齢的にあり得なくはないと思っていた。
書店に「追悼」と書かれていたのですべてを悟ってしまった。
松岡正剛氏には相当な影響を受けているどころか、読書のブログを書くようになったきっかけでもあった。
そのくらい多大な影響を与え続けていた人物であり、これは読書界全体にとって大きな損失であることは間違いない。
編集の面白さ、世の中がフラクタル構造になっているという自分の仮説、その他いろいろ松岡正剛氏から学んだ。
これからも松岡正剛氏の知的財産を自分は継承しつづける。
とくに、わかりにくい外国文学を、初心者でもどこが見どころなのかを、編集的な語り口(つまり、他の学問分野と関連付けて語る等)いろいろと教えてくれた。
今日はアルフレッド・ジャリだ。
ジャリの文学は幻戯書房から出ている。ちょうど家に置いてあったので早速読んでみようと思う。
つづく