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日記
執行草舟氏はいろいろな本で「断じて利口になってはならぬ」と書いている。
この意味がようやく分かった。
つまるところ、打算的な態度への批判だということだ。執行草舟氏はこれを「水平思考」と呼んでいる。
言いたいことはある程度伝わった。思考の軸がぶれない人は他の本でも似たようなことを何回も何回も書いているものである。
水平思考の延長線上に現代ヒューマニズムが存在する。
池田晶子に言わせれば、物が豊かになればなるほど、娯楽へ流れていき、「あたりまえなこと」を考える人が減っていく。すると死生観が定まりきらないのでリベラルがおかしなことをしだす。
個人的に安楽死は否定しないが、ツイッターで「安楽死を合法に」といったハッシュタグをみるとなんとも言えない気分になる。
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今日は音楽についていろいろと考えた。
音楽に小説ほどの長い複雑な物語を乗せることは難しいが、小説では到底たどり着けない美的作用を音楽は持っている。
美しい曲を聴いている瞬間に浮かぶイメージと音楽、思考が絡み合って別の世界へいざなう。小説も異世界へいざなってくれるが、音楽ほどの美的作用は持てない気がしてならない。
絵は音楽には勝てないと語られる。
音楽に秘められた可能性というものを自分は考えさせられる。毎週、最低でも一回は新しい音楽を通勤中なり読書中になりに聞くと、日々同じような生活にさえも色彩を与える。これはすごいことなのではないか。
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『行為としての読書』
メモ
(サルトル)”「創造行為は、作品制作にあっては、単に一つの不完全な抽象的な契機にすぎない。作者だけしかいないとすれば、作者は望みのままに書くことができるであろうか。作品は決して対象として生まれでることはないであろうし、作者は筆をおくか絶望するほかはないであろう。しかし、書く過程は、弁証法的相関身体としての読む過程を包摂しており、この二つの相互に関連した行為は、ふたりの異なった行為をする人間を必要とする。作者と読者との一致した努力が、精神の作品となる具体的かつ想像上の対象を成立させる。芸術は、他者のためにのみあり、また他者によってのみ存在する。」” P186-187