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新・読書日記193(読書日記1533)

ウィル・ストー『ステータス・ゲームの心理学: なぜ人は他者より優位に立ちたいのか』原書房(2022)

■株式会社原書房

公式HP:http://www.harashobo.co.jp/

公式X:https://x.com/harashobo_Japan?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

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日記

論文を読むのは非常にかったるいのでこういった、ある程度情報がまとめられた本が自分にはしっくりくる。

ところどころに最新の研究から得られた知見が書かれているので、やはり楽しく充実した時間を過ごすには論文をPCで読むのではなく、本をカフェで読むのが自分は好きだ。

  

メモ

“もし自由が人生をかけてつくりあげた意味ある世界からの追放を意味するのなら、自由は牢獄だ。” P22

  

第一章の締めくくりの文章をメモ。これはかなりパンチが効いている。すかさずペンを走らせた。

  

“複数の研究で示唆されていることだが、ステータスとは異なり、他者を支配する権力の欲は人間の根幹をなすものではない。” P38

  

これはやや直観に反した面白い結果のように自分には思えた。

ステータスは定量的。権力は定性的ということなのか。

自分は少し、この言い回しを変えてみた。

相対性あるものに底なし、権力は相対性を装った絶対性。

つづく

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