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つづきをよみすすめた。
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日記
スティーブン・ピンカーの本が読みたくなったので一読。
現代文明が行き詰まりを迎え(神なき・規範なき世界の傲慢に起因する、無限成長経済による還元不能物質の増大・加速)、今の文明は滅びる運命にあると執行草舟氏は語っていたが、スティーブン・ピンカーが楽観的な本を書いているので少し気になった。リチャード・ドーキンスみたいにゴリゴリの科学至上主義者なのかは知らないが、ひとまず明晰な文章に触れてみたいという好奇心で読み進めてみた。
メモ
(ホワイトヘッドの言葉)
“一八世紀の常識は、そしてこの世紀が人間の苦難という明らかな事実と、効果を世界にもたらした。” P25
(フリードリヒ・ハイエクの言葉)
“「古くからの真実を人々の心(men’s minds)にとどめておきたいなら、世代ごとにその言語と概念で語り直さなければならない」” P33
理神論者・・・・・神はこの宇宙を創造したところで身を引き、あとの展開を自然法則に任せたとする考え、立場
可謬主義・・・・・知識は常に更新されていくと考える立場
権威主義的ハイモダニズム・・・・人間の本性があることを否定し、美、自然、伝統、社会的親密性をむやみに求める運動
(スティーブン・ピンカーの言葉)
“ヒューマニズムに導かれない進歩など、進歩とはいえない。” P45
自分はこの著者の言葉に、やはりドーキンス氏と似たようなにおいを感じ取ったが、判断は保留にしておこうと思う。
・・・
『ステータス・ゲームの心理学: なぜ人は他者より優位に立ちたいのか』
研究結果や照明についていろいろと書かれているが、それは東洋人にも当てはまるのか。
そのあたりがどうも疑問に思ってしまう。心理学に求められるのは、狭い世界での研究ではなく、いまや国を超えた、西洋東洋の統合的・横断的研究ではないのか。
・子供も優越感がお好き
“子どもにおいても、「相対的優越性に伴う不公平は、公平性や確実な利益への欲をうわまわるほどの魅力を持つ」のだ。” P39
富<ステータス
“複数の研究から、大半の従業員は昇給よりもステータスの高い役職を選ぶことがわかっている。” P39
⇒かといって日本人に必ず当てはまるとは限らない。という疑問がどうしてもわく。
(神経学者ソフィー・スコット教授の言葉)
“「知覚に中心は存在しない。わたしたちがほかのあらゆるものと比較する世界に絶対的な真実はなく、すべては相対的である」と述べている。” P39
“集団での生活は、集団で学習すること、そしてルールやシンボルが世代を超えて伝達されうることを意味した。” P58
人文科学は、なにかの現象が別の現象によって促進されるという仮説を立てた際、二つの事象を因果論に沿って証明するのはほぼ不可能なため統計的手法によって実証していくのが主流となっているかと思うが、こういうことを考えるとまた統計学の復習をしなければ、と思うに至る。ひとまず相関性についてはすぐに判断をしないに限る。
つづく