牧田俊樹『「障害とは何か」という問いを問い直す――「事実」から「有用性」に基づいた障害定義の戦略的・実践的使用へ』生活書院(2024)
森村進『自由はどこまで可能か=リバタリアニズム入門』講談社現代新書(2001)
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日記
リバタリアニズムとレッセフェールがほぼ同じ意味であったり、「新自由主義」という言葉がアカデミズムではそれほど浸透していない(2001年時点では)などと書いてあった。
法、規制、政策、経済、公正、平等、正義、善の構想などが複合的に絡み合い、政治哲学の複雑性を再度認識。
通勤中でしか読めなかったのでほとんど読めていないが明日以降少しずつ読みたい。
『「障害とは何か」という問いを問い直す――「事実」から「有用性」に基づいた障害定義の戦略的・実践的使用へ』はプラグマティズムの思想が本書の土台となっていて、問いの進め方は非常に参考になる。
質問に対し真偽が定まらないと判明した場合はその質問を取り下げる。そして真偽が定まるまで問いを狭めていく。
「障害という語はどういうときに使用すべきか」と具体的に落としこんでいく。障害という語がどういった文脈や状況で有用性を持ち得るか。そういう問い方の仕掛けが非常に参考になると思い、改めてプラグマティズムの魅力を認識。
今日は疲れてしまった。
つづく