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新・読書日記260(読書日記1600)

  

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日記

本を読んで感想を書くという行為を少なくとも1600回行った。

1600回書いて掴んだことはシンプルで、世の中はフラクタル構造であり隅々まで逆説で溢れているということであった。

数学の定量的な世界においては、無矛盾であることはその体系では証明できず、人間社会という定性的な世界においては、自由意志を認めると世の中の仕掛け(法律など)がおかしくなってしまい、逆にすべてが運に支配されていると理解したほうがスッキリする。

(自由と責任をセットで考え、さらに運(あるいは確率)と絡めて考察すると必ず矛盾に衝突する)

それでも自由はあるとどこかで確信してもいるという矛盾。

矛盾。

矛盾。

無気力。

空虚。

発狂。

熱狂。

あらゆる感情が読書とともに発火し、消滅し、再生し、反復する。

   

読書日記は2000くらいまで続けたいとは思いつつも、正直なところもう目的はない。

こういうときは寝るに限る。流れに委ねる。

パソコンが重すぎて破壊したくなるが壊れて困るのでそっと閉じる。

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